箔色の選び方 基本編
印刷では出せない存在感のある箔押し加工。
FUDA(フダ)では、金箔や銀箔のほかにカラーバリエーション豊富な箔を取り扱っています。その数、全部で16色。どの色の箔をお使いいただいても一律料金なので、皆様も安心してお好きな箔色を選べるのでは。
そんな魅力的な箔ですが、台紙づくりの際、大いに悩むのが箔色選びではないでしょうか。
そこで今回は、フダで使われている箔について簡単にご説明します。
金箔・つや消し金箔
箔押しの代表格といえば、やっぱり『金箔』。キラキラと華やかな輝きで、圧倒的な存在感を放ちます。
紙色やデザインを選ばない、オールマイティーな箔でもあります。
細い線も綺麗に箔押しできるので、繊細なデザインにおすすめです。
『つや消し金』はその名の通り、つや消し箔のため、輝きはやや控えめ。
主張しすぎない光沢は、派手すぎない、上品で落ち着いた仕上がりになります。
フダで人気№1の箔色です。
箔色に迷った場合は、まずは『金箔』か『つや消し金箔』を選んでみてはいかがでしょうか。
銀箔・つや消し銀箔
キラキラと華やかな輝きながら、エレガントな雰囲気を演出してくれるのが『銀箔』。ダーク系の紙との相性は抜群。かっこいい輝きは、男性にもおすすめの箔です。
輝きを抑えた『つや消し銀箔』は、『銀箔』のギラギラとは対照的。台紙をシックな雰囲気に仕上げてくれます。“かわいい”よりは“クール”な印象で、デザイナー様からの人気も高い箔です。
その他のつや消し箔
金箔系のつや消し箔は、赤みのある『つや消し金102』と、時折オレンジにも見える『つや消し金121』の2つ。どちらも一般的な金箔じゃない、他と違った色をお探しの方にぴったり。
つや消し箔で忘れてはいけないのがもう一つ。フダの人気№2『つや消し青金』です。若干青みがかった『つや消し金111』よりうすい金箔は、他の箔色より控えめで、上品な色味が魅力。アンティークな雰囲気を演出してくれます。
チャコールグレー箔・メタリック黒箔
『チャコールグレー箔』は黒に近いグレー。見る角度によって表情が変わります。箔が潰れやすいので、繊細なデザインの場合若干箔が出にくいこともあります。そんな時は、箔ならではの雰囲気をお楽しみください。
『メタリック黒箔』は、印刷では出しにくい、箔押し特有の艶のあるブラックが魅力。スタイリッシュさを追求するなら『メタリック黒箔』がおすすめです。
メタリック箔
個性的でインパクトがあるのがメタリック箔。フダでは『メタリック赤箔』『メタリックピンク箔』『メタリックスカイブルー箔』『メタリック青箔』『メタリック緑』の5つのメタリック箔をご用意しています。ピンク、メタリックスカイブルー、青、緑は特にインパクト大で、箔に負けない、個性的な作品に合わせてみてはいかがでしょうか。赤は、他の色に比べると落ち着いた雰囲気。和ものや縁起物と合わせやすい色あいとなっています。
パール箔・白箔
乳白色で、角度によって箔の表面がパールのように輝く『パール箔』。おすすめはクッション紙(ホワイト)。他の箔に比べ、デザインの見え方は控えめですが、上品で優雅な雰囲気はピカイチ。
『白箔』は箔の表面がややマット。独特のペイント感が魅力。紙・紙の色によって、上品にもカジュアルにも変化する箔です。ボール紙(グレー・クラフト)との相性抜群です。
簡単に箔色について紹介しましたが、選ぶ紙の質感や紙色によってとの組み合わせによって箔の印象も変化。デザインも加わると、仕上がりイメージは無限大です。
様々な紙と組み合わせて、自分だけの箔押しをお楽しみください。